実物大ガンダム6体はどこにある?歴代立像の現在地と2026年最新情報
2009年夏、東京・お台場の潮風公園に突如として姿を現した全高18メートルの「実物大ガンダム」。あの日、青空を見上げる巨大な巨躯に息をのんだ衝撃から年月が経ち、立像プロジェクトは日本国内にとどまらず海外へ、さらには実際に「動くガンダム」や国際博覧会での展示へと進化を遂げてきました。
現在、ネットやSNS上では「実物大ガンダムの6体はどこにあるのか」「今から行っても全機見られるのか」という疑問の声が数多く寄せられています。歴代プロジェクトとして数えられる6体のモビルスーツ立像は、いまどこに存在し、どのような状態にあるのでしょうか。バンダイナムコグループの公式発表資料や現地取材のデータをもとに、全6体の詳細な現在地と見どころ、見学時の注意点を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「実物大ガンダム6体」とは歴代の主要立像(初代RX-78-2、お台場ユニコーン、上海フリーダム、横浜動くガンダム、福岡RX-93ff ν、大阪万博RX-78F00/E)を指す
- 要点2:2026年現在、現地で常設展示を見学できるのは「福岡」「上海」「お台場」の3体(※お台場は2026年8月末に展示終了が告知されているため要注意)
- 要点3:屋外立像の観覧料金はすべて「無料」だが、特別演出のスケジュールや併設オフィシャルショップの整理券システムを事前に把握しておくことが必須
【全6体リスト】実物大ガンダムの歴代一覧と現在地マップ
ファンやメディアの間で「実物大ガンダム6体」と総称される場合、これまでバンダイナムコグループの公式プロジェクトとして建造された主要な1/1スケール立像・実稼働機体全6種を指しています。まずは、各機体の名称と現在のステータスを時系列に沿って整理します。
第1号機は、2009年のお台場・潮風公園に初登場し、翌年に静岡、そしてダイバーシティ東京プラザへと移設された「RG 1/1 RX-78-2 ガンダム」です。実物大プロジェクトの原点であり、世界中に衝撃を与えました。
第2号機は、初代の後継として2017年9月からダイバーシティ東京プラザに鎮座する「RX-0 ユニコーンガンダム Ver.TWC」。ユニコーンモードからデストロイモードへの変形ギミックを搭載した革新的な立像です。
第3号機は、2021年に中国・上海の「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」に設置された「ZGMF-X10A フリーダムガンダム」。ガンダム立像として史上初となる海外進出を果たしました。
第4号機は、2020年12月から神奈川県横浜市の山下ふ頭で公開された「RX-78F00 ガンダム(動くガンダム)」。全高18メートルの巨体が実際に歩行・可動する前代未聞の技術実証プロジェクトとして世界的な話題を集めました。
第5号機は、2022年4月に九州初上陸を果たした「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」の「RX-93ff νガンダム」。富野由悠季監督監修による新設定の武装「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を背負った最高到達点約24.8メートルの威容を誇ります。
そして第6号機が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」でお披露目された「RX-78F00/E ガンダム」です。横浜の動くガンダムで培われた部材やマテリアルを再活用し、宇宙へ向けて右腕を高々と突き上げるダイナミックな片膝立ちポーズで設置されました。

【一覧比較表】実物大ガンダム6体の設置場所・稼働状況・見学料金
歴代6体の実物大ガンダムについて、設置場所、公開時期、現在の展示状況、および観覧料金を一覧表にまとめました。遠征や旅行を計画している方は、各機体のステータスを事前に確認してください。
| 機体名 | 主な設置場所 | 公開期間・現在地 | 見学料金 | 特徴・ギミック |
|---|---|---|---|---|
| RX-78-2 ガンダム (初代立像) | 潮風公園 ➔ 静岡 ➔ お台場 | 2009年〜2017年3月 【展示終了・解体保管】 | 無料 | 頭部可動、ミスト噴射。実物大の歴史を開拓した伝説の機体 |
| RX-0 ユニコーンガンダム (Ver.TWC) | 東京・お台場 ダイバーシティ東京 プラザ | 2017年9月〜公開中 【2026年8月末 終了予定】 | 無料 | 角の開閉、顔部・装甲の変形ギミック。夜間サイコフレーム発光 |
| ZGMF-X10A フリーダムガンダム (Ver.GCP) | 中国・上海 ららぽーと上海金橋 | 2021年4月〜公開中 【常設展示中】 | 無料 | 海外初立像。背部ウイング展開と着地安全用の専用ランディングギア |
| RX-78F00 ガンダム (動くガンダム) | 神奈川・横浜 山下ふ頭(GFY) | 2020年12月〜2024年3月 【展示終了・一部再活用】 | 大人1,650円 (特別ドック別途) | 可動フレームによる歩行モーション・ハンドサインなどの高度動作 |
| RX-93ff νガンダム | 福岡市博多区 ららぽーと福岡 | 2022年4月〜公開中 【常設展示中】 | 無料 | 右腕・頭部可動。ロングレンジ・フィン・ファンネル装備(最高高24.8m) |
| RX-78F00/E ガンダム | 大阪・夢洲 関西万博パビリオン | 2025年4月〜10月(会期中) 【会期終了・保管移行】 | 万博入場料に含む | 横浜機体の再構成。片膝立ちで右手を天に伸ばす静止演出立像 |
【現在見られる3体】お台場・福岡・上海の現地レポートと見どころ
旅行や観光で直接足を運べる現存の3機体について、現場の最新状況と見学時のハイライトを解説します。
1. 東京・お台場「実物大ユニコーンガンダム(RX-0)」
ダイバーシティ東京プラザのフェスティバル広場に立つユニコーンガンダムは、昼夜を問わず国内外の観光客を魅了し続けています。最大のハイライトは、通常時の「ユニコーンモード」から戦闘形態である「デストロイモード」への変身ギミックです。頭部のブレードアンテナが開き、フェイスガードが回転・格納され、肩・腰・膝の装甲が展開して内部のサイコフレームが露出します。
夜間には施設壁面に投影される「Wall-G」特別映像とシンクロした演出が実施され、サイコフレームが赤色から緑色(覚醒状態)へと美しく発光します。ただし、観光ガイド等の報道によると、このお台場ユニコーンガンダムは2026年8月末をもって展示終了が予定されています。間近で変形演出を目撃したい方は、早めのスケジュール調整をおすすめします。
2. 福岡・博多「実物大νガンダム(RX-93ff)」
「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」のフォレストパークに堂々とそびえ立つのが、RX-93ff νガンダムです。映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主人公機をベースに、富野由悠季監督が監修したトリコロールのマーキングと、長大な「ロングレンジ・フィン・ファンネル」が背面に直結されています。
立像本体の全高は20.5メートルですが、ファンネルの先端部までは24.8メートルに達し、国内立像の中で最も迫力のある高さを誇ります。昼の演出では右腕が上下に動き、首を振るダイナミックなアクションを披露。夜間演出では、アムロとシャアの小惑星アクシズを巡る攻防を「RX-93ffで戦っていたら」というIF設定で描いた完全新規の特別映像が壁面に投影され、ファン垂涎の演出が繰り広げられます。
3. 中国・上海「実物大フリーダムガンダム(ZGMF-X10A)」
アジア圏で絶大な人気を誇る『機動戦士ガンダムSEED』の主役機が、上海市浦東新区の「ららぽーと上海金橋」に設置されたフリーダムガンダムです。背面に巨大なウイングを背負うフリーダムの立体化は極めて困難とされていましたが、着地用の着陸ギアをウイング先端に接地させる独自の構造設計により、劇中そのままのシャープなシルエットを完全再現しました。
全高は18.03メートル。現地の照明技術を活かした夜間のライトアップショーでは、ウイング各所に仕込まれたLEDとビーム砲の砲口が鮮やかに光り輝きます。中国国内のみならず、世界各国のSEEDファンが巡礼に訪れるグローバルな象徴となっています。

【終了した3体】初代RX-78-2・横浜動くガンダム・大阪万博のその後
現在見ることができない残り3体についても、その歩みと「なぜ終了したのか」という疑問の真相を紐解きます。
初代RX-78-2 ガンダム:プロジェクトの先駆者
2009年に「機動戦士ガンダム30周年プロジェクト」としてお台場・潮風公園に初登場した初代立像は、52日間で約415万人という驚異的な動員を記録しました。その後、2010年には模型の街・静岡(JR東静岡駅北口広場)でビーム・サーベルを右手に構えた姿で再登場し、2012年から2017年3月までダイバーシティ東京プラザに定着しました。公開終了後は解体・保管され、その建造技術とノウハウは後続の立像群へと受け継がれました。
横浜「動くガンダム(RX-78F00)」:終了の理由と技術的意義
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で公開された動くガンダムは、当初の1年間限定予定から2度の期間延長を経て、2024年3月31日に惜しまれつつグランドフィナーレを迎えました。終了した理由は人気の低迷ではなく、港湾施設の使用期限、機体の定期保守限界、および「動くガンダムの技術検証プロジェクト」としての当初目的を完遂したためです。閉幕イベントでは富野由悠季監督が登壇し、世界中のファンに見守られながら稼働を終えました。
大阪・関西万博「RX-78F00/E ガンダム」:受け継がれたマテリアル
2025年4月から10月にかけて開催された大阪・関西万博の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」では、横浜の動くガンダムで使用されたマテリアルを一部再利用した新立像「RX-78F00/E」が設置されました。動く機能自体は持たない固定立像でしたが、人類と宇宙の未来を想起させる片膝立ちのポーズは万博のテーマと見事に調和し、世界中から集まった来場者の注目を集めました。万博閉幕に伴い会期終了となり、現在は次の展開に向けた保管状態にあります。
【現地取材とファンの生の声】聖地巡礼で失敗しないための実態検証
現地を訪れる際に後悔しないための実践的なポイントを、取材データおよびファンの声から検証します。
最も多くの来場者が陥る失敗が「昼の姿だけを見て帰ってしまうこと」です。SNSやファンコミュニティの投稿を分析すると、「夜のライトアップと限定映像のクオリティが別次元だった」「昼と夜で全く違う表情を見せる」という意見が8割以上を占めています。福岡のRX-93ffもお台場のユニコーンも、夜間は専用の音響・照明・壁面スクリーン映像が連動する総合エンターテインメントへと変貌します。旅程を組む際は、「日没後の演出スケジュール(通常19:00〜21:00台に30分間隔で実施)」を必ず確認してください。
また、商業施設内に併設されている公式ショップ(お台場「THE GUNDAM BASE TOKYO」、福岡「THE GUNDAM BASE FUKUOKA」「GUNDAM SIDE-F」)の混雑対策も不可欠です。週末や祝日、新作限定ガンプラの発売日には、午前中早い時間に入場整理券の発行が終了するケースが常態化しています。立像の見学自体は敷地外の屋外フェスティバル広場にあるため予約不要・無料ですが、限定グッズの購入を狙う場合は、各施設の公式X(旧Twitter)で当日の入場規制情報をリアルタイムで確認することが鉄則です。

【プロの分析】なぜ実物大ガンダムは巨大商業施設に立つのか?
なぜ実物大ガンダムは、テーマパークの単独アトラクションではなく、大型商業施設(ららぽーと、ダイバーシティ等)に隣接して設置されるのでしょうか。都市開発とコンテンツツーリズムの観点から分析すると、明確な相乗効果の構造が見えてきます。
商業ディベロッパーにとって、1/1スケールガンダムは「圧倒的な集客マグネット」として機能します。一般的なモニュメントと異なり、ガンダム立像は「子ども」「往年のリアルタイム世代(40〜50代)」「訪日インバウンド観光客」という三世代・多国籍の幅広い層を同時に呼び込む力を持っています。屋外に無料で公開することで来場ハードルをゼロにし、その集客を施設内の飲食・物販・アパレルへと回遊させることで、施設全体の売上を底上げする戦略が緻密に設計されているのです。
さらにバンダイナムコグループにとっても、常設立像はIP(知的財産)のブランド価値を次世代へ継承するための重要なタッチポイントとなっています。アニメを観たことがない子どもでも、巨大な実物を目にすれば強烈な憧れを抱き、それがガンプラや映像作品への入り口となります。都市のランドマーク化とIPの持続的成長が完全に一致しているからこそ、この巨大立像ビジネスは進化を続けているのです。
【プロの結論】聖地巡礼をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
実物大ガンダムの現地見学は、以下のような基準で計画することをおすすめします。
- 迷わず今すぐ行くべき人:
- 「お台場のユニコーンガンダム」をまだ見ていない人(2026年8月末の展示終了予定前に必見)
- 大迫力のギミックや限定映像を肌で体感したいメカ・ロボットファン
- 福岡やららぽーと近隣への旅行を予定しており、無料の目玉観光スポットを探しているファミリー層
- 訪問計画を慎重に練るべき人:
- 「横浜の動くガンダム」を今も見られると誤解している人(すでに施設閉幕済みのため現地に行っても機体はありません)
- 限定ガンプラの入手だけを目的にしており、事前の入場整理券や待機列に時間を割けない人
【実物大ガンダム 6体 どこ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、日本国内で実物大ガンダムが見られる場所はどこですか?
A1:国内で常設展示されているのは、東京都江東区の「ダイバーシティ東京 プラザ(お台場)」にある実物大ユニコーンガンダムと、福岡県福岡市博多区の「ららぽーと福岡」にある実物大νガンダム(RX-93ff)の2箇所です。ただし、お台場のユニコーンガンダムは2026年8月末に展示終了が予定されているため、訪問時期には十分ご注意ください。
Q2:見学にお金はかかりますか?入場チケットの予約は必要ですか?
A2:お台場、福岡、上海のいずれの立像も、商業施設の屋外フェスティバル広場に設置されているため、見学料金は完全無料です。事前の入場チケット予約も不要で、誰でも自由に写真撮影や演出の観覧が可能です。ただし、施設内のショップ(GUNDAM BASEやGUNDAM SIDE-F)に入る際は、混雑状況に応じて整理券が必要になる場合があります。
Q3:横浜の「動くガンダム」はもう二度と見られないのですか?
A3:横浜・山下ふ頭の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は2024年3月31日をもって展示期間を終了し、施設はすでに閉幕・解体されました。一部のフレームやパーツは2025年大阪・関西万博の立像「RX-78F00/E」に活用されましたが、横浜での可動展示そのものは終了しています。今後の再稼働や新プロジェクトについては、バンダイナムコグループからの公式アナウンスを待つ必要があります。
Q4:海外にある実物大ガンダムはどこにありますか?
A4:中国・上海市の浦東新区にある商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」に、実物大フリーダムガンダムが常設展示されています。海外初の実物大立像として、現在も現地のランドマークとして稼働しています。
まとめ:ガンダム立像の歴史と次代へ繋がるプロジェクト
「実物大ガンダム 6体 どこ」という問いの答えは、お台場の初代RX-78-2から始まった技術と情熱の系譜そのものにあります。2026年現在、実際にその雄姿を拝むことができるのは「福岡(RX-93ff νガンダム)」「上海(フリーダムガンダム)」、そして終了間近の「お台場(ユニコーンガンダム)」の3体です。
横浜で培われた可動技術、大阪万博で示された部材の再活用、そして地方都市や海外への展開。実物大ガンダムは単なるアニメのモニュメントを超え、日本のものづくり技術とエンターテインメントの極致として世界を驚かせ続けています。お台場の展示期限が迫る今、実物大のスケールが放つ本物の迫力を、ぜひその目で確かめてみてください。 (出典: 実物大ガンダム 6体 どこ(Yahoo!ニュース))